(1)お客様に提供する金融商品は、特定の投資運用会社に偏ることなく、社会情勢や手数料の水準等も踏まえたうえで、定められた会議体で適切に協議を行い、お客様の多様なニーズにお応えできるものを選定します。また、いろいろな「投資に関する好み」に合った商品を揃えつつ、お客様にとっての選びやすさも考慮し、一定の商品数に絞った「JAバンク セレクトファンド」をご用意しております。なお当会は、金融商品の組成に携わっておりません。【原則2本文及び(注)、原則3(注)、原則6本文及び(注2、3)】
2.お客様本位のご提案と情報提供
(1)当会では、窓口販売を基本としており、お客様の金融知識・経験・財産、ニーズや目的を十分に確認のうえ、各商品の販売用資料等を基に対面での商品の説明を行い、お客様にふさわしい商品をご提案いたします。また、高齢のお客様に対する提案時には、役席者を同席させ、厳格な適合性判定を実施いたします。【原則2本文及び(注)、原則5本文及び(注1~5)、原則6本文及び(注1、2、4、5)】
(2)お客様の投資判断に資するよう、商品のリスク特性・手数料等の重要な事項について、「セレクトファンドマップ」等の提案資材を利用し、お客様と対話するうえで、分かりやすくご説明し、必要な情報を十分にご提供します。【原則4、原則5本文及び(注1~5)、原則6本文及び(注1、2、4、5)】
(3)お客様にご負担いただく手数料について、お客様の投資判断に資するように、重要情報シート等を用い丁寧かつ分かりやすい説明に努めます。【原則4、原則5本文及び(注1~5)、原則6本文及び(注1、2、4、5)】
3.利益相反の適切な管理
(1)お客様への商品選定や情報提供にあたり、お客様の利益を不当に害することがないように、「利益相反管理方針」に基づき適切に管理します。
なお、利益相反の恐れのある取引について、以下のとおり類型化しています。
(a)お客様と当会の間の利益が相反する類型
・優越的地位の濫用等
・独占禁止法に抵触するおそれのある取引、または同法の趣旨に照らして、レピュテーショナル(風評)リスクを発生させるおそれのある取引を行う場合
(b)当会の「お客様と他のお客様」との間の利益が相反する類型
・グループ会社との取引に際し、アームズ・レングス・ルールに違反する場合
・接待、贈答を受け、または行うことにより、特定の取引先との間で一般的な水準から乖離した水準で取引を行う場合
【原則3本文及び(注)】
4.お客様本位の業務運営を実現するための人材の育成と態勢の構築
(1)外務員・内部管理責任者・営業責任者業務の研修システムを利用したe-ラーニング受講や、研修による指導、資格取得の推進を通じて高度な専門性を有し誠実・公正な業務を行うことができる人材を育成し、お客様本位の業務運営を実現するための態勢を構築します。【原則2本文及び(注)、原則6(注5)、原則7本文及び(注)】
※上記の原則及び注番号は、金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」(2021年1月改訂)との対応を示しています。