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地域貢献に対する当会の考え方



当会は、大分県下を事業区域として、農業団体を中心とした地域の方々の相互扶助を共通の理念として運営する協同組合であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
今日、企業は業務だけではなく、よりよい地域社会作りに積極的に関わらなければなりません。当会は、組合員・利用者の皆さまの経済的・社会的発展を目指しJAと共に信用事業を通じて最善を尽くしています。



地域からの資金調達状況



当会の資金は、その大半が会員である県下JAからお預かりした、大切な財産である「貯金」を財源としていますが、地方公共団体・関連団体・企業・地域の皆さまからも幅広くご利用いただいています。



貯金残高 (単位:百万円)
令和3年度 令和4年度
県下JA 472,065 448,306
地方公共団体   22,274 22,089
その他 13,589 14,113
合 計 507,928 484,508









JA年金ふれあいキャンペーン
JA年金感謝デー


JAで新規お受取り、お受取りのご予約の方へ先着でプレゼントを差し上げるJA年金ふれあいキャンペーンを実施し、年金友の会の会員の拡大を進めています。
さらに、JAで年金をお受取りの皆さまに、6・10・2月の年3回合計約27,500本の賞品を差し上げる、お楽しみ抽選会を年金感謝デーとして実施しています。

 

JA年金ふれあいキャンペーンJA年金感謝デー

 

 





ローンキャンペーンの実施


県下JAの統一企画として「JAローン県下統一キャンペーン」を実施しました。
キャンペーン期間中は引下げ金利を設け、利用者の皆さまからご好評をいただきました。

 

ローンキャンペーンの実施

 




地域への資金供給状況



県内JAやその関係団体への融資をはじめ、地域の農業者・事業主の皆さま・地方公共団体等にご利用いただいています。当会は、県下JAとの連携の下、JA信用事業強化の支援を行うとともに地域社会の発展に努めています。



貸出金残高 (単位:百万円)
令和3年度 令和4年度
県下JA 962 895
地方公共団体 21,946 21,905
その他 43,176 44,083
合 計 66,084 66,883



お客さま本位の業務運営に関する取組み方針



当会は、県下JAと一体となり、農業経済安定・向上を図る他、組合員の皆さま、地域の利用者の皆さまのため、高度化、複雑化する金融ニーズに対応し、安心・便利にご利用いただけるJAバンクを目指し事業に取り組んでいます。
当会では、この理念のもと、2017年3月に金融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択するとともに、組合員・利用者の皆さまの安定的な資産形成に貢献するため、以下の取組方針を制定いたしました。
今後、本方針に基づく取組みの状況を定期的に公表するとともに、よりお客さま本位の業務運営を実現するため本方針を必要に応じて見直してまいります。


1.お客さまへの最適な商品提供
(1)お客さまに提供する金融商品は、特定の投資運用会社に偏ることなく、社会情勢や手数料の水準等も踏まえたうえで、定められた会議体で適切に協議を行い、お客さまの多様なニーズにお応えできるものを選定します。また、いろいろな「投資に関する好み」に合った商品を揃えつつ、お客さまにとっての選びやすさも考慮し、一定の商品数に絞った「JAバンク セレクトファンド」をご用意しております。なお当会は、金融商品の組成に携わっておりません。



2.お客さま本位のご提案と情報提供
(1)当会では、窓口販売を基本としており、お客さまの金融知識・経験・財産、ニーズや目的を十分に確認のうえ、各商品の販売用資料等を基に対面での商品の説明を行い、お客さまにふさわしい商品をご提案いたします。また、高齢のお客さまに対する提案時には、役席者を同席させ、厳格な適合性判定を実施いたします。
(2)お客さまの投資判断に資するよう、商品のリスク特性・手数料等の重要な事項について、「セレクトファンドマップ」等の提案資材を利用し、お客さまと対話するうえで、分かりやすくご説明し、必要な情報を十分にご提供します。
(3)お客さまにご負担いただく手数料について、お客さまの投資判断に資するように、重要情報シート等を用い丁寧かつ分かりやすい説明に努めます。



3.利益相反の適切な管理
(1)お客さまへの商品選定や情報提供にあたり、お客さまの利益を不当に害することがないように、「利益相反管理方針」に基づき適切に管理します。
なお、利益相反の恐れのある取引について、以下のとおり類型化しています。
(a)お客さまと当会の間の利益が相反する類型
・優越的地位の濫用等
・独占禁止法に抵触するおそれのある取引、または同法の趣旨に照らして、レピュテーショナル(風評)リスクを発生させるおそれのある取引を行う場合
(b)当会の「お客さまと他のお客さま」との間の利益が相反する類型
・グループ会社との取引に際し、アームズ・レングス・ルールに違反する場合
・接待、贈答を受け、または行うことにより、特定の取引先との間で一般的な水準から乖離した水準で取引を行う場合



4.お客さま本位の業務運営を実現するための人材の育成と態勢の構築
(1)外務員・内部管理責任者・営業責任者業務の研修システムを利用したe-ラーニング受講や、研修による指導、資格取得の推進を通じて高度な専門性を有し誠実・公正な業務を行うことができる人材を育成し、お客さま本位の業務運営を実現するための態勢を構築します。



地域密着型金融への取組み(中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組み含む)

「農業金融センター」の役割発揮
当会では、農業専門の地域金融機関として、JA・信連・農林中金が連携し、農家組合員・集落営農組織・農業法人への訪問を通じ、多様な資金ニーズに応えるべく金融対応力強化に取り組んでいます。
また、県下JAに農業金融サービスの提供窓口として資金相談・農業経営相談等の役割を担うため、農業融資の実務に即した資格を持つ「農業金融プランナー」や、農業融資の実務リーダーである「担い手金融リーダー」を配置し、担い手の相談等に対応できる体制を整備しています。


中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組み状況
当会は、農業者の協同組織金融機関として、「健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客様に対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を「最も重要な役割のひとつ」として位置づけ、お客様からのお借入れ条件の変更等のご相談やお申込みに柔軟に対応するよう、また、お客様からの経営相談に積極的かつきめ細かに対応し、お客様の経営改善への取組みをご支援できるよう努めました。「中小企業金融円滑化法」は平成25年3月末に期限を迎えましたが、引き続きこれまでと同様に真摯かつ丁寧に対応します。



金融円滑化実施状況 (単位:件)
令和3年度 令和4年度
貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の件数 191 205
うち、実行に係る貸付債権の件数 186 200
うち、謝絶に係る貸付債権の件数 0 0
うち、審査中の貸付債権の件数 0 0
うち、取下げに係る貸付債権の件数 5 5

※件数は、 法施行(平成21 年12 月)から各期末までの累積実績です。







農業者の所得増大・農業生産の拡大等に向けた取組み
JA自己改革の基本目標として掲げる「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の実現に向け、中央会が設置した担い手サポートセンターとも連携し、担い手の経営支援に取り組んでいます。また、独自支援策として、農業近代化資金等の借入時に必要となる保証機関に対する保証料の全額助成を実施しています。


農業関連資金への利子補給事業の取組み
農林中金と連携し、厳しい経営環境に直面する農業の担い手に対して借入負担の軽減を図ることで、農業経営をバックアップし、成長に向けた支援を行うことを目的に、農業関連資金に対して利子補給を行っています。


農業の経営支援に関する取組み
当会では、農業者の経営高度化の取組みとして、農業法人の経営者等を対象に、「JAバンク大分農業経営者セミナー」を開催し、経営課題の解決に向けた情報提供を行っています。また、農畜産物の付加価値向上応援に向けた取組みとして、関係機関と連携した商談会の開催や、農林中金とも連携したビジネスマッチングの提案を行っています。


新型コロナウイルス感染症に関する農業者への取組み
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた農業者に対して、資金の円滑な融通等が図れるよう、令和2年3月より相談窓口を設置し、セーフティネット資金等を活用した資金繰り支援を行っています。また、農業者の借入負担軽減を目的に、農林中金、県内連合会と連携し、JAが取り扱う新型コロナ対策資金に対して利子補給および保証料助成を行っています。



文化的・社会的貢献活動に関する事項



当会は、大分県農業の振興と地域社会の発展に貢献することを基本に、地方公共団体・関係団体と連携して地域に密着した活動を展開しています。
当会は、地域の皆さまに親しまれる金融機関をめざし、金融サービス等を通じて、地域の振興と地域文化の発展に寄与したいと考えています。



年金相談会
高齢化社会を迎え、年金受給者は大幅に増加しています。当会は県下JAとともに地域福祉活動の一環としての年金無料相談会を開催し、新規に年金を受取られる組合員等地域の皆さまへの受給手続き相談、もらい忘れ年金の相談等を社会保険労務士と提携して積極的に取り組んでいます。令和4年度は73回開催しました。
年金相談会



農業融資相談会
定期的に開催される農機フェアにおいて、JAと共同で農業融資相談コーナーを設け、農業者や農業を始める方に対して、農機具等の購入にかかる資金の融資に関する相談に応じています。
農業融資相談会



JAバンク大分ローン相談会
地域の皆さまの住宅・リフォーム・マイカー等のローンニーズにお応えするため、ローン相談会を開催しています。
JAバンク大分ローン相談会"



相続セミナー・相続相談会
当会との契約先である「ななせ総合事務所」の税理士による相続セミナー・相続相談会を開催しています。
税理士による相続セミナーでは、相続の基本から昨今の相続問題への対策など多くの内容があり、その後に相談希望者に対し、個別に相続相談会を行っています。
相続セミナー・相続相談会



新型コロナ対策次世代農業経営者研修会
当会は農業専門金融機関として、将来的に地域農業の中心を担う若手農業者で構成される『次世代農業経営者ネットワーク』と連携し、今後の農業経営の維持・発展ができる環境を構築することを目的に、『新型コロナ対策(中間まとめ)次世代農業経営者研修会』を開催しました。
新型コロナ対策次世代農業経営者研修会



補助教材贈呈
JAバンク大分では、平成20年度より、食農教育の一環として、教材本を贈っています。子供たちに農業の大切さを学んでもらうため、県下の小学校5年生を対象に約12,000冊を大分県教育長に贈呈しました。
補助教材贈呈



「花の種」寄贈
地域・社会貢献の一環として、交通安全意識の向上と、明るくきれいな町づくりと植物を栽培することにより“育てる”ことの重要性を醸成するため、農林中央金庫大分支店、JAおおいたと共同で「花の種」を大分県交通安全協会へ寄贈しました。
「花の種」寄贈・配布



野菜の日感謝デー
JAバンク大分では8月31日を「野菜の日感謝デー」とし、各支店の窓口で取引などをした利用者へ感謝の気持ちとして野菜の詰め合わせや地域の特産物をプレゼントしています。
野菜の日感謝デー



ボランティア活動
役職員によるボランティア活動として、農業会館周辺や大分川河川敷の清掃活動等を通じて地域社会に貢献しています。
ボランティア活動




 
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